医学部再受験・学士編入blog by シマ(東工大卒脱サラ医大生)

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なぜあの人は勉強が苦じゃないの? 勉強を好きになる、習慣化する方法

今回は学び、勉強について取り上げたいと思います。あなたは学びは好きでしょうか。勉強は好きでしょうか。体験から学びを得ることは好きだけれども、机に向かって勉強をするのは嫌いという方もいるかもしれません。一方で、資格試験や昇進試験、受験などで机に向かって勉強せざるを得ない状況は度々訪れるかと思います。そんな時に、イヤイヤ勉強している人とストレスを感じずに勉強している人とでは成果に大きな違いが現れます。勉強に対してポジティブなイメージを持つことで多くのメリットを享受することができます。というわけで、私なりの勉強を好きになるコツをご紹介いたします。

大学受験までと大学生・社会人になってからの勉強は別物

勉強というと学校に入るための受験の時にするものと考える方も多いと思います。中学受験、高校受験、大学受験とたくさんの受験を経験する中で勉強に対してネガティブなイメージを持ってしまう方もいるかと思います。しかし、これは非常にもったいないことだと思う。大学受験までの勉強と、それ以降の勉強では学びの性質が異なっているからです。

大学受験までの勉強は、決まった範囲を受動的にこなしていく側面が大きいです。一方で、大学や大学院、社会人になってからの勉強は積極性に自分から学ぶ必要があります。受験で成果が出なかったから勉強が苦手だと決めつけてしまうのは、あなたの可能性を狭めてしまいます。受験で失敗をしても、それは受動的な勉強に向いていなかったというだけです。受験勉強が苦手でも、自分から学ぶ意欲が高く、大学入学以降で大きく伸びるパターンを身近に何人も見てきました。また、逆に大学に入ってから伸び悩むパターンも見たことがあります…。積極性に学ぶ姿勢は、自分自身も意識したいことですし、大切なことだとおもいます。そのための1番の近道は勉強を好きになることです。

何時間勉強したかではなく身に付いた内容にフォーカスする

学生時代の勉強は、何時間机に向かったかで、勉強をした・しないの判断をしてしまう場合が多いかと思います。しかしその考えは本質的ではありません。机に向かった時間は長かったけれども、大半の時間はボーッとしていたという経験がある方も多いのではないでしょうか。大事なのは長時間の勉強ではなく、隙間時間を生かすなどの工夫をすることです。

その日の勉強で何が身に付いたかにフォーカスすべきです。社会人になると勉強時間が取れないと感じる方も多いかと思いますが、ちょっとした隙間時間でも勉強は捗ります。むしろ隙間時間の方が集中力が高まって生産性が上がるのではと感じるほどです。

まずは好きな勉強を、好きなやり方で、少しだけやってみる

受験勉強だと決められた科目を強制的に勉強させられます。しかし自分のための勉強であれば嫌いな勉強を無理してやる必要はありません。興味のある分野を、やりたいようにやりたいだけやればOKです。自由に勉強して知識をインプットすることで勉強の楽しさに気づけるはずです。

とはいえ、資格試験などで好きな勉強ばかりしていられないという場合はどのようにすれば良いでしょうか。この場合は、まず得意な範囲や好きな項目、興味のある分野から着手することをおすすめします。また難易度も見栄を張らずに簡単なものからやるとよいと思います。やり方も、初めはやりやすいように、ストレスにならないように、軽い負荷でやるべきです。このように勉強することでポジティブなイメージを持つことができますし、勉強が習慣化してきます。苦手な範囲の勉強や高負荷の勉強は、学習自体に身体が慣れてきてからで大丈夫です。勉強に対して良いイメージをもつこと、習慣化することを第一目標にすると好循環が生まれるはずです。

終わりに

好きこそものの上手なれ、ということで楽しみながらやることが勉強で成果を出す最善策です。楽しみながら取り組んでいれば習慣になります。習慣化されてしまえばそこからは全てがスムースに進みます。勉強を好きになって楽しく知識を身につけていきましょう!