医学部再受験・学士編入blog by シマ(東工大卒脱サラ医大生)

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医学部不正入試について 受験生が考えるべきたった一つのこと

今回は医学部不正入試について、医学部受験生がやるべきことという視点で考えてみたいと思います。スポーツ選手や有名人の医学部入学や多浪・女性の医学部入試面接での減点など、医学部入試の不透明感が受験生を困惑させている状況です。今後のことはわかりませんが、この問題はかなり根が深そうですので、受験生がやるべきことや気をつけるべきことを実現可能な範囲でまとめました。

最も重要なこと

受験生は自分の受験に集中することに最大限注力をするべきです。世の中には「スポーツ選手でも合格できるのだからあなたも医学部に合格できるよ!」ですとか「1日1時間の勉強でも医学部に合格できるよ」といった考えを持ってしまう人が昨今の報道でたくさん生まれてしまいました。インターネット上でもこのようなコメントが多数見受けられます。このような意見を目にしてもイライラを誘発するだけですので、受験生はなるべくストレスの原因になるコメントは見ないようにするべきです。自分自身が医学部再受験をした際にも、不特定多数の人が書き込む掲示板などはなるべく見ないようにしていました。また、面と向かってこのような煽りの発言をしてくる人がもしいる場合には、距離をおくことをおすすめします。

メディアを賑わせた有名人の医学部入学の裏で不正入試が行われていたのかについては、私は確かな情報を持っているわけではありません。現時点で私たち一般人が不正入試に対して何か影響力を持てるわけではないので、自分たちができること、つまり自分の受験に集中することが最善策であると考えます。

現実問題として、面接では差別(区別)される

一方で、現実的には医学部入試の面接では個々人のバックグラウンドによって区別をされます。大学によっては、年齢や性別、出身地によって点数が調整されてしまう可能性を否定できないのです。

受験生の立場からすれば文句を言いたくなる状況ですが、不満やイライラを溜め込んでも合格に近づくことはありません。合格に一歩でも近づくように、できることを探すことが一番建設的です。

私はこのように医学部受験を進めた

私の場合はサラリーマンという立場から医学部学士編入と医学部再受験の両方にチャレンジをしました。学士編入については、時期をずらして何校も受験できるシステムであるため、受験可能な大学に全て出願しました。一方で一般入試を受験した際は、自分のバックグラウンドが不利に働かないように、情報収集をして受験校を選定しました。

今回は受験校選定については触れませんが、youtubeやインターネット上に受験生差別の確率が少ない大学の情報が共有されていますので、一通り目を通して見てください。

また、個人的には入試の得点操作以外でも不正や不祥事があった大学の受験は避けるようにしていました。

最後に

最後に本日のまとめです。医学部不正入試は受験生にとって本当に大きなストレスになっていると思います。世の中の医学部受験に関係ない人は、人ごとのように不正入試の問題を受け流している人もいるかもしれません。しかし、受験生は自分の合否に直結する問題であるためかなりデリケートな問題です。私が医学部再受験に取り組んでいた際にも「スポーツ選手も医学部受験をするみたいだし、きっとあなたも合格するよ!」と言われたことがありました。その時は正直イラッとしました。ストレスが溜まる気持ちは痛いほどよくわかります。

報道などで医学部入試が取り上げられて様々な意見が目に入ってしまう状況ですが、世の中の声に惑わされず受験勉強と受験校選びに集中していただければ幸いです!