医学部再受験・学士編入blog by シマ(東工大卒脱サラ医大生)

東工大卒脱サラ医大生が日々の勉強、生活に役立つtipsを書いています!医学部再受験と医学部学士編入関連記事も執筆しています。

秋田大学医学部学士編入試験の面接まとめ【他校で使える考え方も!】

みなさんこんにちは!本日は秋田大学医学部学士編入試験の面接について、自身の受験経験や編入試験合格者から伺った経験を元にまとめたいと思います。これから秋田大学を受験される方、学士編入試験を受験される方の参考になれば幸いです!

面接形式

まずは面接の形式について整理します。面接官の先生は6名から8名程度で、面接時間は15分です。それぞれの面接官の先生によって気になるポイントが異なるため、様々な角度から幅広い内容について質問されます。

私が受験した際に印象に残った質問

次に私が受験した際に印象に残った質問や受け答えについて紹介します。

まずは志望科についての質問です。私は精神科を志望していることを事前の提出書類に記載していたため、次のような質問をされました。

秋田県精神疾患の患者さんが比較的多い県ではありますが、その原因は何だと思いますか?」

という内容の質問でした。私は、

秋田県は世界的に見ても、人が住む地域としてはかなり積雪量が多い地域でなおかつ日照量が少ない地域です。光に当たるチャンスが少ないためにセロトニンの分泌量が低下して精神的な疾患を引き起こす可能性が高まっていると思います。」

といった内容を回答しました。面接官の方の反応としては、生物学的な話だけではなく、秋田県に住む方々の人間性や性格、気質などにも触れてほしかったらしくあまり反応はよくありませんでした。

ここで言いたいことは、事前提出書類に記載している内容は面接の際に深掘りのための質問をされる可能性があるということです。興味を持っているトピックについて聞くことで、受験者がどこまで深く調べて考えているのかをチェックしていると思います。また、質問の回答から受験者の物の考え方についても確認していると思います。

医学や生物学という学問が好きか、どのような印象を持っているかという質問も印象的でした。具体的には、

「今まで生物や医学を学んだことはないようだが、生物学や医学に興味を持っていますか?」

といった内容の質問でした。私自身は大学で材料工学を専攻していました。材料工学は物理・化学・数学をよく使う工学系の分野であり生物学や医学とは少し距離のある領域でしたのでそのような質問がされたのだと思います。

私は次のように回答しました。

「高校生の時は物理か生物のどちらかを選択する必要があるという思い込みがあり、物理が大好きであったため仕方なく生物選択は諦めました。一方で、高校生の時からストーリー性や論理性のある生物の勉強は好きで、できれば生物と物理の2科目を選択したいくらいでした。学士編入の試験のために高校範囲の生物から勉強し直しましたが、化学や物理の知識の応用先としての生物はとても面白く感じますし、その先にある医学も楽しめると思います。

また大学時代に所属していた研究室では人工骨などの医療材料の作製も行う研究室であり、医学分野は材料工学をはじめとする様々な技術の応用先としてとても魅力的だと感じていました。」

といったような内容の回答をしました。質問をしていただいた先生も高校時代は物理選択をされていたけれども、生物にも興味があったということで、似たような考え方だったこともあり共感していただけました。医学部生の中には物理選択で入学してくる学生も多いので、今までに生物の知識をつけてきたかだけではなく、今後興味を持って生物学や医学を学べるかといった事を確認されているように感じました。

また、医学の勉強や研究に関する質問も印象的でした。具体的には

「今まで物理や化学、数学など論理性の高い内容に興味を持って勉強や研究してきたようですが、曖昧さや泥臭さの多い生物学や医学の勉強や研究に興味を持って取り組めますか?」

といった内容の質問でした。私は次のように回答しました

「大学時代の研究室では、海水の淡水化に利用するフィルターを作製していたのですが、計算やシミュレーションがメインではなくて実際に手を動かして物を作ることをしていました。作製手法が確立されていない新しい方法でのフィルター作製にチャレンジしていたため、実験環境が安定しなかったり、同じ手順で作製したと思っても細かな機器の操作で結果が変化してしまったりといった苦労がありました。材料工学というと固体物理の知識や計算機を用いたシミュレーションを用いてスマートに研究を進めるイメージがあるかもしれませんが、私が携わっていた研究には泥臭さもあり、なおかつそれを楽しめていたので、医学や生物学の研究や勉強にも適応できると思います。」

といった回答をしました。医学系や生物系出身ではない理系の受験者については、畑違いの領域でも興味を失わずにやっていけるのかということを確認しているように感じました。

想定される質問

その他に想定される質問についてまとめます。

・30秒で自己紹介をお願いします ・秋田の地域医療についてどのように考えていますか ・臨床医志望か研究医志望かどちらですか ・現役入学した若い学生にどのような好影響を与えられますか ・最近興味を持った医療ニュースは何ですか ・予備校などで秋田大学はどのように分析されていましたか ・留学経験や国際経験があるのに、なぜ国内の医療に興味を持ったのですか

などの質問が想定されます。

自己紹介については私が受験した際も面接のはじめに求められましたので準備をしておくと良いと思います。また、秋田大学は国際性を大切にしていて、留学経験や海外経験の豊富な受験生の方もいらっしゃると思いますので国内の医療についての意見はまとめておいた方が良いかと思います。

最後に

最後にここまでで伝えきれなかったことについて補足します。

秋田大学の面接は面接官の先生の人数が多いことが特徴のうちの一つかと思います。当然、様々な価値観をもった先生がいらっしゃいますので、反応が悪い時があっても一喜一憂せずに淡々と進めることが重要であると思います。時間もたっぷりとあるわけではないので、コンパクトに重要な内容を伝えることが大切であると思います。

また、地域医療にどのように貢献するのかについては秋田大学に限らずどの大学でも重要なポイントです。学士編入試験合格者の方の中の一部には、実際に第一志望の大学がある地域の僻地病院に足を運んで、現地の医師にお話を伺って自分なりに地域医療に関する考え方をまとめたり等、足を使って情報収集をされている方もいらっしゃいました。実際に行動して情報を得ることで、考えも深まりますし意見の説得力が段違いに上がると思います。

編入試験の面接で全般的に重要なことについては、弘前大学医学部の編入試験面接をまとめた記事にも書いていますので、そちらの記事も是非ご一読ください!

秋田大学医学部の編入試験を受験される方や、他大も含めて編入試験にチャレンジされる方の参考になれば幸いです!本日は以上です。

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弘前大学医学部学士編入試験の面接まとめ【他校で使える考え方も!】

みなさんこんにちは!本日は弘前大学医学部の学士編入試験の面接について、私の受験に基づいてまとめたいと思います。医学部学士編入試験において面接は重要な項目ですので、これから受験される方の参考になれば幸いです!

面接形式

まず面接形式についてです。3名の面接官の先生がいらっしゃって、制限時間は30分でした。個人面接でしたので、先生3名と受験者で面接が進みます。

面接に関する前提の話

面接の想定質問の前に前提の話をします。私が受験した際は、1名の先生からはひねりを効かせた質問をされて、他の2名の先生からは一般的な想定しやすい質問をされました。

また、弘前大学青森県への貢献については重要なアピールポイントになりますが、面接官の先生方から直接的にその事に関する質問がされない場合があります。私が受験した際も弘前大学青森県に対する想いの部分の質問はされませんでした。面接で青森県への貢献への意思があることをアピールするためには、事前提出書類に青森県に関することを記載しておいたり、面接の場で青森県に関する話題を出して積極的に意思表示をする必要があります。

作戦の一つとしては、青森県の僻地病院などに事前に見学などに行ってそこで働く医師の方のお話を聞いて自分なりに青森県の地域医療に関する考えをまとめる、などの方法があるかと思います。合格者の中の一部の方は実際に足を動かして現地に行って情報収集をするなど積極的に面接準備をされていました。準備の方法はいくつかあるかと思いますが、インターネットで調べてわかることだけではなく、自分の経験から意見をまとめると説得力が増すと思います。

質問されそうな内容

次に面接の質問事項についてです。先ほど、1名の先生からはひねりを効かせた質問をされると述べましたが、まずはトリッキーな質問についてまとめます。

私が受験した際には

・小学生に向けて夕日の色がオレンジ色になる理由を説明してください

というものでした。また、以下のような想定しづらい質問が聞かれた事例もあるとのことです。

・しょっぱい食事が好きな患者さんにどうやって減塩してもらうか ・宇宙人に対して地球の魅力を説明しなさい ・地球の誕生から現在までの流れを説明しなさい

このような質問の意図としては、他の人にわかりやすく説明すること、準備していないとっさの質問にも筋道を立てて対応できること、などができるかが試されていると思います。患者さんや医療関係者とのやりとりを円滑に行えるコミュニケーション能力があるかどうかが試されていると感じました。

個人的には、高度な発想力を見せるというよりも、自分が考えたことを相手の目線に立ってわかりやすい言葉で丁寧に説明することが求められていると感じました。普段から一方的ではない、双方向的なコミュニケーションが取れているかが試されると思います。

次に2名の面接官の先生から投げかけられる一般的な質問についてまとめます。以下のような質問をされることが想定されます。

弘前大学を志望した理由 ・大学での専攻は何か、なぜその専攻を選んだのか ・グループで活動していて意見が対立した時にはどのように対処するか ・なぜ医師になりたいのか、他の医療職ではだめなのか ・初期研修後はどうするつもりか、青森に残るのか ・青森の中でも僻地で働けるか ・入学後、一般入学の学生にどのような好影響が与えられるか ・どのように受験勉強を進めたか、予備校は利用したか ・理系的な内容の授業について来られるか

このような質問がされることが想定されます。繰り返しになりますが、まず重要なことは、青森県に残って地域医療に貢献することへの高い志を、説得力のある方法でアピールすることです。その志を面接官が感じることができれば、青森県の生活環境や大学での勉強について来られるかなどの細かい部分のチェックのための質問を追加でされるはずです。大学側がとりたい人材は、青森県の地域医療を真剣に良くしたいと思っていて、大学や他の学生に良い影響を与えられる人ですので、自分の経験に基づく想いや自分の持つ魅力を面接官に適切に伝えることが必要です。

最後に

最後に、医学部編入試験の面接について、合格者の方とお話した経験も踏まえて感じたことを整理したいと思います。

面接と聞くとその場でのハキハキとした受け答えや対応能力が求められているように感じてしまいますが、実際に面接官が見ている部分は全く別の部分だと思います。重要なことは、実際に足を動かして現場を見たり人に話を聞いたり、これまでたくさんの経験をしてきたことを踏まえて、どのように考えて青森県の医療に貢献したいのかということだと思います。重要なのは手間ひまをかけて入念に準備をしているかであって、当日の流暢な受け答えではないはずです。面接時間は30分もあるので、これだけ長い時間対話をしていれば、受験生がどれだけ行動をして面接準備をしてきたかは必ず面接官に伝わります。以上を踏まえて、インターネットの中の情報だけではなく実際の経験を少しでも多く積んで面接準備をすることが何より大切かと思います。

これから弘前大学をはじめとする、様々な大学の医学部学士編入試験を受験される方の参考になれば幸いです!以上です。

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【歯学部6年生】医学部学士編入合格者インタビュー!【予備校なし独学1年で合格】

皆さんこんにちは!本日は医学部学士編入試験に合格されたりゅうさんにインタビューをさせていただける機会をいただきましたのでその内容を共有したいと思います。これから編入試験にチャレンジされる方の参考になれば幸いです!

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りゅう

20代前半男性。国立大学歯学部6年生。独学1年で医学部学士編入試験合格。歯科国家試験準備と医学部学士編入試験準備を両立。

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ましゅう:皆さんこんにちは!本日は医学部学士編入試験に合格されたりゅうさんにインタビューをさせていただける機会をいただきましたのでその内容を共有したいと思います。それではりゅうさん、本日はよろしくお願いします!

りゅう:よろしくお願いします!

ましゅう:それではですね、本日たくさん質問させていただきたいんですけれども、まずはりゅうさんの経歴について教えていただけますでしょうか。

りゅう:はい。私は現在二十代前半で在籍は某国立大の歯学部に在籍しています。

ましゅう:ありがとうございます!それでは医学部学士編入試験の受験について伺いたいんですけれども、りゅうさんの勉強開始から学士編入試験の合格までの期間と、合格までの間どういったスケジュールで動いていたのかを教えていただけますか。

りゅう:はい。私の勉強期間としては去年3月から大体約1年ぐらいかけて年度内には合格をいただいたという感じです。そして勉強スケジュールとしては大学に在籍していたので、歯学部で言いますと臨床実習を毎日平行しながら、そして卒業試験・国家試験の勉強を両立しながら編入試験の勉強をしていたという感じですね。

ましゅう:ありがとうございます。それでは医学部に入り直すという選択をするにあたって学士編入で入るかそれとも再受験をして一般の大学受験をして入るかっていう、大きく2つの選択肢があったと思うんですけど、なぜ編入を選ばれたのかについて教えていただけますか。

りゅう:はい。理由としては複数ありまして、1つ目は自分が歯学部であったことから 学士編入試験で少しアドバンテージがあるのではないかと考えたことです。そして、先程申し上げましたように実習、学校生活との両立がありましたので、今から一般試験・一般入試ですと共通テストとか物理・数学とかですねそういった科目の勉強のやり直しも必要となるので、時間との兼ね合いからも学士編入を選択いたしました。

ましゅう:なるほど、りゅうさんは歯学部出身ということで、はたから見ていますと医学部学士編入試験にある程度アドバンテージがあったのかなという風に見えるんですけれどもその辺についてはいかがでしょうか。

りゅう:そうですね、勉強していた感じですとやはり生理学・生化学とか分子生物学っていうのが主な主要科目になってくると思うんですけどその点は歯学部でも履修していたので知識はゼロではなかったかなという感じでした。しかし、医学部学士編入試験で問われるほど深い内容はやっていなかったので自分が想定したほどアドバンテージはなかったかなという印象でした。

ましゅう:ありがとうございます。それでは次に勉強の仕方について教えていただきたいんですけれども、学士編入試験と言うと大手の予備校はじめいくつか予備校があると思うんですけどそちらの方は利用されていたんですかね。

りゅう:いや、私は特に予備校には通っておらずテキストだけ使っていました。

ましゅう:なるほど、テキストも含めて他の一般の教材ももしかしたら使われたかもしれないですけれどもどのような教材を購入してどの程度進めて勉強していたのかっていうことについて教えていただけますかね。

りゅう:はい、私は某予備校のテキストを使っていたのと同時に有名な教科書だと思うんですけどエッセンシャル細胞生物学という大学の教科書を使って勉強していました。

りゅう:やはり独学ですと知識の土台がないと思ったのでしっかりとまずエッセンシャル細胞生物学で勉強してその後にそこで学んだ内容を予備校のテキストを使って解くという順番を実践していました。

ましゅう:ありがとうございます。勉強をどこまで進めたかっていうところなんですけど、満遍なく全てを深堀りするというよりかは自分が受験する受験校に合わせて、より出そうなところや重要そうなところを深掘りしていったっていう感じですかね。

りゅう:はい、そうですね。やっぱり大事だと思うのはしっかり自分の志望校の過去問を取り寄せて、そこで頻出分野または全く出ない問題っていうのをしっかりと分析することです。やっぱり時間がない中で結果を出さないといけないのでそういった取捨選択というところも大事なのかなという印象でしたね。

ましゅう:ありがとうございます。追加でもう少し聞きたいんですけれどもりゅうさんは予備校は使用せず独学でやられたっていうことだったんですけど、どういった人が予備校を使った方が良くて、どういった人が予備校を使わなくても大丈夫かみたいなところがあれば教えていただきたいなと思います。

りゅう:はい。まず、結論から申し上げますと、予備校を利用できる金銭的もしくは時間的余裕があるのであれば予備校は利用した方がいいかなという印象を受けました。というのも、予備校のテキストを使っていて思ったこととして解説がだいぶ省略されているので、やはり自分の理解できる範囲に限界があるというのが独学の欠点であると感じました。ですのでしっかりとした大学教養レベルの生物の知識がある方、既に履修されてる方なんかは独学でも大丈夫だと思うんですけど、もし文系から新しく始める方々または医療系に在籍しているけどそんなにしっかりとした土台はないなと感じる方は、是非余裕があるんだったら予備校に通った方がいいかなという印象ではありました。

ましゅう:なるほど、やはり金銭面ですとか時間的に余裕が作れる方はどなたでも予備校を利用した方が近道かなっていう印象ってことですかね。

りゅう:はい、そうですね!

ましゅう:ありがとうございます。それでは、次にですねりゅうさんが受験生であった時の生活リズムについて教えてください。歯科の国家試験と両立をされたということで、勉強のやりくりは難しかったと思うんですけれども、どういう風な生活リズムで、どれぐらいの勉強時間を確保されてたのかということについて教えていただけますでしょうか。

りゅう:はい。私の場合9時から5時まで実習が毎日あったので、実践していたことと言えば、朝、習始まる前に1時間勉強して、実習して、5時に終わってそこから課題をやって7時、そしてご飯とかお風呂なども済ませて大体9時から12時まで夜3時間勉強時間を確保するようにしていました。

ましゅう:なるほど、と言いますと1日、朝の1時間と夜3時間で4時間は確保して継続して勉強していったっていうような形ですかね。

りゅう:はい、おっしゃる通りです!

ましゅう:ありがとうございます。それではですね次に、医学部の志望動機に関連したことについていくつか教えていただきたいんですけれども医師を志望した理由というか、医学部を志望した理由ですね、面接で話した内容と面接で話したプラスαのことがあればそちらも合わせて教えていただきたいなと思います。

りゅう:はい。そうですね、僕は歯学部出身で、歯学部出身ということもあるのかもしれないですけど、主に歯学部に関する内容が聞かれたかなという感じですね。凄い印象に残った質問と言えば、やはり自分がこれから歯科医師の免許を取って、かつ、これから医学部に入って医師免許を取った時に「あなたがこの大学にできること、メリットは何ですか」という質問を複数校から受けて、それはとても印象的な質問だったかなと思います。これは歯学部に限ったことではなくて、薬学部で、または看護師さんとか医療系の方々であれば誰でも聞かれる可能性がある質問だと思うので、しっかりそこで準備をしておいた方がいいかなという印象でした。

ましゅう:なるほど、入る大学にどういう風に貢献できるかっていうところですよね。

りゅう:はい。

ましゅう:りゅうさん自身はどういったモチベーションで医学部、医師を志望されたのかということについて、もう少しお伺いさせていただけますでしょうか。

りゅう:はい。私が医師を目指す一番のきっかけになったのは、臨床実習中に患者さんの治療を見学していた時にその患者さんがある持病を発症して、そこで本当に何もできなかったという経験が一番印象にありました。やはり自分が将来医療人として働く時に、これから医学部でもう一度知識を学んでより幅広い対応ができるような医療人になりたいなという印象を強く抱いたので、そのきっかけがあり学士編入試験を志したという経緯があります。

ましゅう:ありがとうございます。それでは引き続きなんですけれども、20代前半ということそのまま医学部に入り直すということで、年齢的には20代前半ということなんですけれども、年齢面などでですね迷いとか、もう一度大学に通い直すことになるので迷いとかがあったのかなというところをお聞かせいただければと思います。

りゅう:そうですね。確かに年齢面で言うと医療系で言いますと6年、最短でも卒業は24歳になると思うので、やはりそういったところで年齢面は少し心配もしたんですけど、やっぱり学士編入試験って言うと、全然、30歳を超えて入られる方もたくさんいらっしゃいますし、そういった面であんまり年齢面では気にならなかったかなという印象ですね。

ましゅう:なるほど、年齢面では他の先輩方とか周りの合格者の方の情報を聞くとあまり心配はなく、先ほど伝えていただいたような志望動機も強く持っていたので、医学部に入り直すのがいいのかなということで受験されたという感じでよろしいですかね。

りゅう:はい、そうです。

ましゅう:ありがとうございます。それではですね、先程も少し話に上がったんですけれども、学士編入試験の面接についてえですね、もう少し伺えればと思います。面接の際には気を付けたポイントですとか、事前にもし練習とかされていれば、どんな感じで準備されていたのかなということをお話いただければと思います。

りゅう:はい。私が面接練習を行う上で気をつけたこととして、自分の癖を見抜くということを意識していました。例えば貧乏揺すりをするとか、手が落ち着かないとか、よくあるのが「あの」とか「えーっと」とかそういう、つなぐ言葉を言ってしまうとかそういった癖を見抜くのが大事なのかなと思います。私も自分でiPhoneとかiPadを使って動画で面接練習、そういった機械に向かって話す練習をしていたんですけど、そういった中で見えてない癖っていうのはたくさんあったので、面接では印象面も大事になってくると思うので、自分の癖を見抜いて一つ一つ無くしていくっていう練習を繰り返すことが大事だと感じました。

ましゅう:ありがとうございます。次の質問です。印象的な質問や受け答えがあれば教えていただきたいです、っていうのを用意していたんですけれども、先ほどの回答で、医療系の学生は、歯学部卒業の学生も含めてですけれども、どういった形で大学に貢献できるのかっていうのが恐らく重要なポイントになっているということを教えていただいたので、そういう認識で正しいですかね。

りゅう:はい、そうですね。大体聞かれることだと思うので逆にそこで答えられないとディスアドバンテージになってしまうかなと思うので、しっかりそこは準備していくといいかなと思います。

ましゅう:そこに関しては入念に情報も入れて自分なりの準備をしておいた方がいいということですかね。

りゅう:はい、おっしゃる通りです。

ましゅう:ありがとうございます。それではですね次に、情報収集に関してなんですけれども、Twitterとかもありますし書籍とかも最近だとあると思うんですけれども、りゅうさんはどのように情報収集されていたのかなっていうことについて教えていただけますか。

りゅう:はい。私は基本的にはTwitterYoutubeで実際合格された方々に連絡をとったり、または一緒に受験勉強している人達の様子などを参考にしながら勉強をしていました。そして先ほど書籍があるっていう話があったと思うんですけど、私は「医学部学士編入試験の教科書」っていう最近出版された本を購入してそこで合格者10人、大体10人ほどいらっしゃると思うんですけどそういった方々の勉強法、もしくはそこには面接での対策とか重要なポイントが書かれていたので、そちらも参考にしながら受験勉強をしていたという感じです。

ましゅう:なるほど、りゅうさんは先程のお話にもありましたけれども予備校のたぐいは使わずにご自身で勉強されていたということなんですけれども、今教えていただいたようなTwitterですとか書籍とか周りの方とうまくコミュニケーションをとっていけば情報不足にはならないっていうような認識で大丈夫ですかね。

りゅう:そうですね。そこまで情報に困ることは正直なかったかなと思います。

ましゅう:なるほど、ありがとうございますそれでは質問も最後の方になってくるんですけれども、医学部学士編入試験を通して特にこの辺は苦労したなということがあれば是非教えてください。

りゅう:はい。そうですね、これに関してはやはり人それぞれもちろんあると思います。私に関して言えば大学の勉強との両立、歯科国家試験と勉強との両立にすごく苦労しました。もちろん大学生の方のみならず社会人の方々でも両立されて働きながら勉強されてる方がたくさんいらっしゃると思うので、そういった方々もとても大変だと思います。そういった中で隙間時間と言いますか、しっかり勉強に捧げることができる時間を自分でしっかりと作ってあげることが一番苦労しましたし、それが一番大切だと思いました。

ましゅう:ありがとうございます。最後にですね受験生に向けたコメントとかアドバイスとか、ざっくばらんにもしあれば、よろしくお願いします。

りゅう:はい。そうですね、私ができるアドバイスとしましては、まず学士編入の大学には推薦書が必要な大学がほとんどだと思います。私の体験談をもとに話させていただくと、やはり教授とか色んな先生から推薦書をもらう時に大事なのが信頼関係だなという風に感じました。例えば学部生でいったらそれまでの勉強をしっかりやっていたかとか、おろそかにしていかないかとか、普段の生活態度が真面目かとか、そういった日々の態度を元に推薦書を書いてくれるかどうかっていうのは、決まる場面も少なからずあるんじゃないかなと感じました。そしてもう一つ大事な、伝えておきたいことがあります。それは、しっかりと自分が医師になりたい、何で医師になりたいのかっていう気持ち、その原点をしっかりと確認しながら前に進んでいくということです。と言いますのも、やはり学士編入をしていく上でたくさん不安があると思いますし、はたまた自分に対してネガティブなコメントとか、難しいとか、無理だよとか、そう言ってくる方はいらっしゃる可能性もあると思います。少なくとも僕に関しては、そういう方がいらっしゃいました。でも、そういった時にでもしっかりと自分が医師になりたい理由っていうのを明確に持っていれば迷わないと思うので、しっかりそういったことを確認しながら着実に前に進んでいくというのが一番大事だと思います。以上です。

ましゅう:ありがとうございます。学生生活の時に両立とか色々あって大変だと思いますけれども、きちんと日々の勉強なり仕事なりも手を抜かないでやるっていうところと、なぜ医師になりたいのかっていう初志の部分をを貫徹するっていう、その2点が非常に重要ということでよろしいですかね。

りゅう:そうですね。もう本当に自分の意思を持って初志貫徹すること、これが一番大事なことだと思います。

ましゅう:なるほど。今日は貴重なお時間をいただきまして誠にありがとうございました!

りゅう:こちらこそ、ありがとうございました!

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取材協力:りゅうさん

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【医学部学士編入】推薦書を卒業大学の指導教員以外に書いてもらう方法

推薦状を卒業大学の指導教員以外に書いてもらう方法についてまとめます。

私が学士編入試験を受験した際、推薦状を準備する必要がありました。しかし、医師を目指すと意思決定してから願書の提出までの時間があまりにも短く、勉強もほとんどできていませんでした。また志望動機も整理できていない状況で推薦状を提出しなければいけませんでした。明らかに準備不足でお試し受験のような状況になってしまったため、卒業大学の指導教員に医学部受験の事情を説明することに若干気が引ける状態でした。そのため、最初の年の受験では推薦状は卒業大学の指導教員以外の方にお願いをして願書を提出し受験に望みました。

何らかの事情で卒業大学の指導教員に推薦状を準備いただけない方に、緊急回避策として参考になればと思っております。

会社の仲の良い先輩(元上司)に推薦状を書いて頂いた

私は指導教員に推薦状をお願いできなかったため、最終的に会社の仲の良い先輩に推薦状を書いて頂きました。先輩は私の上司に当たるポジションで一時期仕事をされていたため、元上司という立場として会社での取り組みなどを元に推薦状をご準備頂きました。会社に所属していた際に直属の上司には医学部受験のことは隠していたため、唯一医学部受験についての話をしていた元上司の先輩に書いていただくことになりました。

ほかの選択肢として、医学部編入試験を受験する際に医療業界について理解を深めるために話を伺っていた産業医の先生や、大学時代にお世話になった指導教官ではない別の学科の先生に推薦状を書いていただくことも想定していましたが、最終的には会社の先輩にお願いをしたという流れでした。

書類選考の合否

群馬大学秋田大学の2校の願書提出の際に、会社の先輩に推薦状を用意して頂きました。

群馬大学につきましては出願書類については問題なく用件を満たしていたということで、1次試験を受験することができました。1次の筆記試験で不合格となってしまいましたが、これについては推薦状に不備があったことが原因ではなく筆記試験の点数が足りないために不合格になっていると思います。

秋田大学については、1次選考が書類選考のみでこの段階で200人程度の受験者が20〜25人程度に絞られます。私はこの1次試験を突破することができたので、推薦状は大学の指導教員に書いて頂かなくても問題なかったことがわかります。

本当は卒業大学の指導教員に推薦状を書いてもらうのが一番良い

私自身、学士編入の受験1年目は卒業大学の指導教員ではなく会社の先輩に推薦状を書いていただきましたが、可能であれば卒業大学の指導教員に書いてもらうことをおすすめします。やはり大学の教員に自分の研究室での取り組みなどを元に推薦状を書いていただくことが一般的であり、それ以外の方に推薦状を頼んだ場合は何か事情があるのかなと若干の違和感を受験校側に与えてしまう可能性があります。私も、準備が十分に整った受験2年目には卒業大学の指導教員に事情を説明して推薦状を準備していただく予定でした。幸い受験1年目で同時並行して取り組んでいた医学部再受験が成功したため、学士編入用の推薦状は不要になってしまったというのが実際のところです。

【おまけ】推薦状をお願いできないほど準備不足な状況で編入試験を受ける意味

編入試験受験1年目は、夏に医学部に入りたいと思いはじめてその年の秋から冬にかけて準備が不足している状況でしたが無理をして推薦状なども準備して受験をしました。このように完全に準備ができていない状況でも、本番を体験することで求められている学力レベルや合格までの距離感を図ることができます。また受験直前は知識が急速に増えるため、だらだらと勉強しているよりもすぐに実力がアップしていきます。私自身、1年目の受験で1校目は1次試験不合格でしたが、2校目3校目は1次試験を通過して2次試験の面接までたどりつくことができました。

また面接を早めに体験しておくことも大切です。編入試験において面接は大きな比重を占めるため、面接で何が求められているかを早めに体感した方が良いです。面接の感触があまりにも悪い場合は、そこからすぐに医学部再受験に切り替えることもできます。早めに面接経験を積むためにも早めの編入試験受験スタートをおすすめします。

最後に

学士編入試験の際に、卒業大学の指導教員の推薦状を必ず用意しなければならないという先入観を持っている方がいるかもしれませんがそれは間違いです。会社の関係者や、卒業大学の指導教員ではない教員などに推薦状を書いていただくことも可能です。推薦状の準備で悩んでいる方の参考になれば幸いです!


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【医学部学士編入】生命科学の勉強を効率的に進める方法

今回は医学部学士編入生命科学の勉強法についてとりあげます。私自信、医学科の1年生として細胞生物学や生理学など医学部編入試験の生命科学で出題される内容を医学部の授業を通して学んでいます。日々の授業と定期試験でのアウトプットで徐々にこれらの科目にも慣れてきました。

私は医学部学士編入試験に落ちてしまい再受験で医学部に入学しています。医学生として生命科学の勉強をしている現在から編入試験の勉強をしていた当時を振り返るとかなり非効率な勉強をしていたことに気がつきます。医学生として学んでいる今思う、効率的な生命科学の勉強法と、勉強の際の注意点についてまとめたいと思います。

まずは素早く全範囲を一周させる 最終的には3周する

生命科学の勉強も医学部の勉強もまずは全範囲を1周させることが大切です。そして一周目は細かい知識にとらわれすぎないことが大事です。また、1周目はわからない問題についてはすぐに答えを見てOKです。これについては、後ほどもう少し掘り下げます。2周目では1周目で整理した知識をもう一度アウトプットして、3周目では2周目で出来なかったところだけ素早くもう一度確認します。

記述問題はわからなければ答えをすぐ見ていい 図を利用して流れを理解する

生命科学の問題は記述形式で理解が試されることも多いです。記述式の問題を解く際は、基本的には何も書かずに頭の中で内容を想起してみることが大事です。そして何も思いつくことがなれれば内容を知らないということなのですぐに答えをみて大丈夫です。数学や物理の問題とは違って10秒考えて何も思いつかなければそのあといくら考えても答えは出てきません。

わからない問題に出会った時に、答えを見て納得するだけでは不十分です。参考書などのよくまとまった図を見つけて、その図を使って視覚的に内容やその流れを頭に入れて下さい。文章ではなく、図で視覚的に頭に入れることがポイントです。このようにすれば大量の知識の要点を素早く頭に入れられます。私はipadの電子ノートに良い図をまとめる作業をしています。

自分で良い図を手書きで書いてまとめたいという人もいるかと思いますが、効率が悪くなる可能性があります。また自分で作った図はうまく要点がまとまっていない可能性があります。重要な項目は必ず有名な参考書で図付きで解説されています。逆に言えば有名な参考書でビジュアルで整理されていない内容はそこまで重要ではないとも言えます。

図を用いて内容をインプットしたら、すぐに頭の中で流れや内容をイメージしてアウトプットしてみてください。人に説明するように要点を押さえて話すように想起できれば自然と記述もできるはずです。人に説明できないほど複雑な説明になる場合は、字数がオーバーしたり求められていない内容まで盛り込もうとしている可能性があります。

過去問研究をサボらない

自分の受験する大学の過去問は念入りにチェックしましょう。各大学ごとに出題形式などは違いますので、知っているだけで対応しやすくなります。また過去に出題された内容の類題が出る可能性も高いです。

終わりに

生物系の勉強をしたことがある方は生命科学の勉強に慣れがあるかもしれませんが、生物系ではない理系の方や文系の方は勉強の進め方の部分でしっくりきていない方もいるかと思い、まとめてみました。

医学部編入試験を受ける方の参考になれば幸いです!


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血が嫌いで医学部を諦めるのはもったいない! グロが苦手だった脱サラ医大生の気づき

みなさんは医学部や医者というと何を思い浮かべるでしょうか。私が高校生の時は

「血が怖いから医学部は無理だな」 「採血されるのも嫌いだし」 「人体の解剖なんてできないよ」

といったことをイメージしていました。そんな私も高校卒業から数年たって医学部を再受験して、今は医大生をしています。解剖実習もはじまって少し経つのでそこからの気づきをシェアしたいと思います。

強調したいことは血が嫌いだから医学部を諦めるのはもったいない!!ということです。私自身も血液やグロいものが大嫌いでしたが、人体を解剖する実習も難なくこなせています。ここから何がわかるかというと、自分の身体から出血するのを見たり、採血されたりするのが苦手ということと、他者の身体を扱うということは全く別のことであるということです。

また、グロいのは苦手、ガイ骨の人体模型を見るのも嫌だ!という人もいるかと思いますが、これについても冷静に考えてみてほしいです。一般人が目にする映画やドラマなどでのグロい描写というのは、怖さや気持ち悪さが強調されるように描かれています。一方で医学部で扱うような、実際の人体の解剖は想像しているほど気持ち悪いものではないです。私たちは想像力が豊かなので、きっと人体の解剖は驚くほどグロテスクなんだろう、と妄想してしまいますが実際には拍子抜けしてしまうほど気持ち悪さはないです。グロが苦手な私でも何の問題もなく解剖実習を進められています。私の大学でも今のところ解剖実習が気持ち悪くて授業に出れなくなったという話は聞いていません。

このように、血が嫌い、グロが嫌いという理由で何となく医学部を避けている過去の私のような人が他にもかなりいるかもしれないと思い今回の内容を取り上げました。私の経験談を見て、血が嫌いだけど優秀な方が一人でも医学部を選択肢に入れていただけるようになれば幸いです!


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漠然とした将来不安の解消法 学び直しで新たなスキルを手に入れる!

本日は学び直しについて取り上げたいと思います。近年の日本の経済状況の悪さも影響して、将来に漠然とした不安を抱えている方が多いと思います。また、その不安の原因のうちの一つに経済的な問題があるはずです。手に職をつけたい、新たなスキルを身につけて安定した将来性のある職業につきたいと考える方も多いと思います。また、コロナの影響もあり、今まで以上に先行き不透明な世の中になることが予想されるため、学び直しを検討する方が増えてくるはずです。

今の日本では学び直しをする人は少ない

専門学校や大学、大学院に入り直して新たな能力を身につけることは、将来安定した職業に就くためにとても良い選択肢だと思います。一方で、周りを見渡しても学び直しを実際に実行する人は少ない印象です。

問題点のうちの一つとして、学校で専門的なトレーニングを積むことが過小評価されていることが考えられます。日本の多くの企業では、専門的な知識のあるひととない人の給与が同じであることが多いです。能力があってもなくても横並びという状況ですから、将来を見据えて学び直す人にとってこのような企業と関わることはメリットが一つもないと言えます。学び直しをする場合は、その能力をどこで生かすのかまで見据えて行動したほうが報われやすいと思います。

コロナ不況で学び直しする人が増える!?

また学び直し人材が増えることで、社会の風向きが変わってくることを期待しています。今でも少しずつ変化していますが、きちんと個人の能力や技能を評価する組織がますます増えてくるはずです。今は学び直しは少数派かもしれませんが、コロナ不況が本格化した時には学び直しが当たり前の世の中になっている気がします。

最後に

将来がなんとなく不安だという方は、学び直しという行動を起こしてみてはいかがでしょうか。きっと将来の自分を助ける力になるはずです!


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